どこまで「病気」を伝える? ~抗がん剤10日目~

こんにちは!今日は抗がん剤から10日目のことを綴りたいと思います。

先週末、娘の習い事のイベントがありました。小学3年生の娘はチアリーディングを習っているんです。

コロナ渦の中で、チアを披露する場が激減しているのですが、今回はコロナに充分配慮した「ビデオ配信」形式のイベントとなりました。日頃の練習の成果を発表するとても良い機会なのですが、私が抗がん剤を受けて10日目がイベントの日なので、「感染症」の問題が気がかりでした。

目次

1. 白血球が10日目~14日目に最低になる

抗がん剤の副作用で、10日目~14日目ごろに白血球が最低値になるそうです。

抗がん剤によって骨髄の機能が低下すると白血球(特に好中球)の数が減少します。一般的に抗がん剤治療開始後7から10日目頃から白血球の数が減り始め、10日目から14日目頃に最低になり、3週間くらいで回復してくるとのこと。

参考)国立がん研究センター東病院

https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/division/pharmacy/kouganzai/index.html

この期間は身体の免疫力が低下し、身体のあらゆる箇所に感染症を起こしやすくなるので、注意が必要との説明を病院からも受けていました。

娘が参加しているチアのチームは、基本保護者が主体となって運営している形なので、観覧する際も保護者同志が密気味になるのは避けられません。イベントの出待ち等で待ち時間も長いので、屋内外で長時間待つことにもなりそうでした。

2. そして、他のママに頼ることに決めた

チアのイベントには保護者として夫に参加してもらうことにしました。ただ、保護者中心の運営であるので、保護者同志の横のつながりは避けられません。

なので、チアの同い年のママのグループLINEで、病気のこと。治療のことを伝えました。

急に爆弾投下してごめんね。。
私乳がんになってね・・・。

チアのチームは「同じ小学校」といったくくりでもないので、ママ同志は正直「何でも気軽に話せる」といった距離間ではありませんでした。

伝えた後の反応は、みんな暖かいもので、「何でも協力するよ!」と言ってもらえ、今後もチアの活動を安心してできる材料になったので、結果良かったのです!

しかし、この時、個人的な距離が微妙であるのに「癌」と伝えることに、少しだけモヤモヤとしたものを感じたのです。

3. 伝えられた人のきもちって、どんなきもち?

「がん」ということを自分が誰かに伝えられたら。と少し考えてみました。

私の周りでは、当事者が「がん」になった親しい人はいないのですが、その家族が「がん」になったと聞いたことは何度かあります。

その時、どうしてたっけ。。。

多分、「心配だね」とか「大丈夫?」とか「無理しずぎないでね」とか、なるべくその人の気持ちに寄り添いたいな。。と考えて言葉を選んでいたと思います。

相手の家族の病気についてどれくらいのレベルの深刻さであるか、経済的な心配は無いのかなどのプライベートに踏み込みすぎる内容は、相手が話すまで聞かない。というような気づかいをしていました。

話をするということは、話された相手は「自分は何らかのアクションを求められてる」気持ちに多少でもなるのではないかな。。。

という気がしてきました。「自分に何ができるか?」とか考えさせてしまうかな。。。

中でも「がん」は深刻な病気にとられがちです。

4. 誰に「がん」伝えたか

今までの私の「がん」を誰に伝えていたか?基準を整理してみました。

・家族
・両親&義理両親&兄弟
・職場の上司・同じチームの人たち
・子どもの子育て関係(小学校&習い事&ご近所)
・自分の精神的な支えとなる友人(幼馴染&旧友&職場の友)

整理してみた結果、「今の私の生活を支えてくれる人たち」であることが分かりました。

単純に言うと私が「助けてください!」と言いたい人達ということでした。

5. 助けてほしい人に伝えた

誰に「がん」を伝えるか?

私の基準は「助けてほしい人に伝える」ということでした。なので、今回のチアの習い事の保護者に伝える。ということは、自分の基準に合っていることになります。

今回、子どもに「学校の先生にはママの病気伝えたほうがいいの?」と聞かれましたが、「先生にはママの病気に関して助けは必要ないから伝えなくていいんだよ」と答えました。

相手の反応にいちいち気を回すことはあまり考えないようにしました。

「自分が病気になって、それであなたに助けてほしいから勝手に話しちゃってごめんね」

と伝えることにしました。

6. 誰に「がん」を伝えるか?

経験者さんの話を聞くと、本当に様々です。

余計な心配をさせてくなくて、「親にも言わなかった。」というつわものもいれば、「家族にだけ。職場にも秘密だった。」と言う人や、「誰にでもオープン」な人も。

言わないことでの心理的・精神的なストレスを感じる人もいれば、「それでよかった」と感じる人、「伝えたこと」で何らかの不利益があったと感じた人。。。

またがんの深刻度によっても、隠す、隠さないが問題にならないケースもあるかと思います。決して正解は無いのだとと思いますが、がん当事者にとっては病気の改善後も関係は続くので、結構悩む問題でもあります。

自分の基準に素直に従うのがいいのかな。と今は考えてます。

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この記事を書いた人

昭和50年産まれ、うさぎ年の45歳、2人の子持ちママメグです。
血液型0型。
2020年9月に乳がんと診断が出ました。
がん患者になって、分かったこと。家族との日々の生活。がんと仕事。がんと美容。など日々の記録を綴っていきたいと思っています。

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