ゲロゲロな気分 ~2回目の抗がん剤~

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2回目の抗がん剤

通院での抗がん剤投与は初回で、勝手が分からなくて、病院内を行ったりきたりしましたが、2回目の抗がん剤を終わらせてきました。

抗がん剤治療の内容(第1クール~第4クール)
  • 抗がん剤の種類 :EC療法
  • 抗がん剤投与の周期 :3週間ごと
  • 回数 :4回
  • 薬剤
    • エピルビシン
    • エンドキサン(シクロフォスファミド)

診察もあったので、9時から12時半くらいまでかかりました。

診察でいろいろ新しい情報や気づきがありましたが、また別の日に整理したいと思います。

今日は、体調のせいか意識が散漫で頭も回らず、上手く纏めることが難しいようです。

抗がん剤2回目当日の副作用

点滴のエビルビシンの赤い色を見ると「毒を持って、毒を制す」という言葉が浮かびます。

効果を願うと同時にその力に負けないよう

「私の身体もってくれよ〜」

と心の中で思います。

終わった直後は初回と同じで、とても元気です。お昼にラーメンも食べれました。

2時間後自宅のベッドで、身体がどんどん重くなる感じがし始め、強烈に眠気が出てきます。しばらくそのままベッドに沈むような感覚で昼寝しました。

3時間ほど寝て、起きると吐き気がありました。吐き気止を飲み再び横になります。前回よりかなり軽いですが、腹痛と下痢のような症状がでてきました。

立って動くと、フラフラして身体の体躯が重く、直ぐ横になりたくなります。

初回よりだいぶ副作用はマシになっていますが、大体似たような副作用が同じ時間帯に出ることが分かりました。

唯一無二

家族は初回の入院を見ていないので、私の様子にかなり戸惑い、そして心配してくれました。

私は投与初日が副作用を強く感じるようです。


寝室のベッドから、玄関で夫と子供たち2人の話す声が聞こえます。今日の勉強のこと、明日の朝の食事のこと、自分達でやるために明るく話す声が聞こえます。

夫は子ども達の気持ちに寄り添って、どんなことでも楽しく面白く、子ども達自ら「やりたい!」と言えるように誘導しています。

私だったら、厳しい言葉になるところをとても上手にやってくれます。

子どもたちもチャレンジに明るい顔をしています。

あーよかった。


夫が「今日ママはほんとに病気になっちゃったね」

その、何気ない言葉に、泣いてしまいました。

抗がん剤は病気じゃないけど、私の見た目や症状は病人そのもの。

もうこれからは、いよいよ家庭に病気が入ってくる。

寝室の暗さと、私の鼻腔に残る薬剤の匂い、副作用の症状などが、私の気持ちを不安にさせました。

「家族なんだから、みんなで頑張るんだよ。」

夫は今の私の症状もまるごと受け止めてくれようとしています。


がんの治療が良くなっている今でも、平坦な路は誰も知ることがないですね。

がんの治療は100の癌があれば、100とうり。

そのどれの癌にも悲しみ、苦しみ、喜び、明るさがあると思います。

そのどれもが唯一無二の経験であり、だから人は唯一無二の存在と感じます。

気分はゲロゲロ

友達から、「今日どうだった?」とLINEで連絡があり、

「今日の気分はゲロゲロよ〜」

と返したら、ゲロゲロなんて昔言葉だけど、今の私の気分にぴったりだ。と思ったら少し笑えました。

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この記事を書いた人

昭和50年産まれ、うさぎ年の45歳、2人の子持ちママメグです。
血液型0型。
2020年9月に乳がんと診断が出ました。
がん患者になって、分かったこと。家族との日々の生活。がんと仕事。がんと美容。など日々の記録を綴っていきたいと思っています。

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