~乳がんの術式について~
こんにちは!今日は抗がん剤第7クール(ドセタキセル)を受けてから1・2日目のことを綴ってみたいと思います。
ドタキセルの3回目を受けてきました!
昨日月曜にいよいよ7回目の抗がん剤、ドタキセルの3回目を受けてきました!
年明け初めての抗がん剤だったのですが、大学病院の乳腺科の待合席はいっぱいで、立ったまま待つ人がいるほど。今まで通っていて一番の混雑ぶりでした。
診察にやっと入れたら、なんだか主治医もお疲れ顔。
副作用の確認が終わって、
「いよいよ次が最後の抗がん剤ですね~」と、次の抗がん剤の日の確認をしたら、主治医のPCを見る顔が更に曇りました。
「あれ、、、、あれ、、、次の抗がん剤の予約が入ってない・・・。」
病院側で予約を入れ忘れたとのこと。
予定していた日を含めて、3日間抗がん剤の予約は今の時点で満員で、キャンセル待ち扱いになってしまいました。。(;’∀’)
くう~~💦
その日に合わせて、結果を確認するMRIや超音波も予約していたのですが、抗がん剤が遅れる可能性があるので、検査も1週間づつずらすことに。
先生、めっちゃ疲れてるよね!(先生のミスかわからんけど)
手術の日はずらしたくないなぁ。息子の卒業式と合わないようにしたいという気持ちが強いから。
白血球が下がったので、(また前回同様3千でした。)明日またジーラスタを受けに行くことになりました。
身体は測りがついているように精密だなぁ。カレンダー通りに同じ数の白血球に戻っていきます。
前回体調がずっと良かったのは、ジーラスタで白血球を上げたせいかもしれないから、今回も打つのが安心ですね。
乳がんの手術「部分切除」か「全摘」か
前回手術の予定も決めているので、今回は特に相談することもないだろう。と考えていて、早めに診察は終わるかな。。とか勝手に考えていたのですが、
「手術の術式を、部分切除(温存)で行くのか、全摘で行くのかそろそろ決めないといけない時期です。」
と先生から話があり、私としては最後の抗がん剤のMIR等の結果を確認してからの判断だと思っていて、準備していなかったので、どきっとしてしまいました。
「全摘の場合、乳がんの手術と乳房再建を同時に行う場合、形成外科の方と遅くとも1か月前には調整が必要になるのです」
あ~そうか。考えてみれば科が違うので、形成外科にも受診が必要になるのか。
術式についての説明
先生はもう一度私の癌の変化を見せてくれて、
「最初の癌の大きさと比べて、EC治療後の癌はかなり小さくなっていますが、最初の癌の部分が大きいので、切る部分は大きめになるかもしれません」
変化を眺めていると、抗がん剤の効果が感じられて、今まで頑張ったこと。小さくなったおかげで温存術も選択できるという可能性が頭の中をぐるぐるしてきました。
最初の頃、命が掛かっていると考えていたので、「全摘してください!」と告知当日に言った自分。
今の自分は少し状況が変わったようです。
「抗がん剤をするのは命の確率を少しでも上げたいから!」と思っていたのに、当初の抗がん剤をする目的にはなかった「温存」という選択が見えてきた時、「抗がん剤を今までがんばった理由」にすり替わりそうになってしまいました。
冷静にならないと
先生にもう一度術式のことを教えてもらいました。
【部分切除(温存術)のデメリット】
・部分切除であっても、大きく切った場合、左右の胸の大きさがかなり変わる場合がある
・部分切除手術した後、生検の結果が1か月半後に出るが、癌が取り切れなかったとなると、再手術になる
・放射線治療を受ける必要がある
【部分切除(温存術)のメリット】
・乳房が残った安心感がある
・手術後の手の浮腫みが少ない
【術式の選択について】
・部分切除(温存術)ができる状態であれば、病院としてはそちらをおすすめしたい
・部分切除(温存術)でも全摘でも生存率は変わらない
ただし、再発率は部分切除(温存術)で5~25%、全摘で2.3~18%
(乳癌診療ガイドライン 2018年版)と、温存した場合のほうが高い確率となります。
先生の説明では、再発よりは、反対側の胸に新しい癌が出来る確率の方が乳がんの患者の場合多いとのこと。この部分は数値の説明が無かったので、先生の経験感覚なのかもしれず、正確なデータがあれば調べてみたいと思います。
今直ぐに判断はできないので、一度形成外科の担当医の話を聞いて、判断したい。とお願いして、形成外科の予約を取ることにしました。
乳房再建にも一次再建・二次再建、再建の方法など、自分の適応もあるので、詳しく先生に聞いてみたいと思います。
次の抗がん剤の検診の時までには自分の選択を決めておかないといけません。
家に帰って、夫に相談したら、
「全摘がいいんじゃないかな。少しでも再発の確率が下がるんであれば」
と即答。告知の時と気持ちは変わらないみたいです。
私の気持ちは、告知の時の治療の選択の時は、バンジージャンプで後ろからドンって押されて、飛び込んだ感じ。
いろいろな選択肢が増えてくると、自分の目の前にいくつもの別れ道が出来ていて、どこに進むのが一番良い道なのか
立ち止まって悩んでしまいます。
みんなもこうやって大事な決断、いろんな方法で決めてきたんだなぁ。。。
その中のどれかが一番ベストという場合もあるけど、本当はどれも結果が変わらない場合も、どれも違う場合もあるんだけど、少なくとも自分が納得できるように術式を決めたいな~と思います。
コメント
コメント一覧 (11件)
meguさんこんばんは。
術式、本当に悩みますよね( ´Д`)y━・~~。
ガンに関して素人なのに、こんなに自分で決めなきゃいけない事の連続なのね!とオタオタでした。でも、悩んで決めて、自分が納得できる事が1番大事ですもんね。
私も最初は温存もありと言われていたのですが…もともと小さすぎる胸だったので、温存だった場合には、どんな事になってしまうのやら?と違う意味でハテナマークだらけでした)(^-^;
キキさん、こんにちは!
キキさんは「温存もあり」の可能性もあったということで、少し迷いもあったのかな?キキさんも時間が
ない中でいろいろ決めていって大変でしたね。。
胸の小ささ(笑)は私も同志ですよ^^左右差が出るだろうし、確かに一部残っても不便なことは多いかもしれない。
でも不思議ですね。愛着が残るのも確かな気持ち。
今は先生が細かくメリット・デメリットを説明してくれるけど、最終的に決めるのは患者者だから
決めたらもう明るく頑張るしかないですね!
メグさんこんにちわ。
いよいよ抗がん剤あと1回ですね。
私は、あと3回。
なんだか、ドセタキセルに地味にやられてます。身体が痛くて。背中、腰が特に。
術式悩みますよね。選択肢があるのはとてもいいのですが、決断するのはホント難しいです。いずれ私にもメグさんと同じく決断する日がやってきますが、その時自分がどんな答えをだすか、全く想像できません。たぶん、自分一人で考えて(いろいろな方のアドバイスを聞いた上で)シンプルに出た答えに私はすると思います。
どんな選択でも、メグさんが選択したことは、メグさんの中で正解なのだと思います。
いも子さん、こんにちは!
「長い」と思っていた治療も、一つ一つ進んでみれば、あと1回になりました!
いも子さんはドセの副作用が強く出ているみたいですね。ドセの代表的な副作用として、
「肩や背中、腰や腕などの筋肉や関節に痛みが現れる」
地味にボディブローくらう感じですね。。。
酷いようだったらお薬とか頼ってくださいね。酷い時期が、早く過ぎますように。
いも子さんも治療が進んだら、術式決める日が来ますね。一人一人癌の状況も全然違うから、
選択も変わるけど、「同じことで悩んでる」気持ちが分かるだけで、なんだかすごく励まされています。ありがとうございます。
meguさん、こんばんは。
ご無沙汰しております。
私は、昨年の12月11日に右胸全摘手術を受けました。同時再建はしていません。
で、今日、術後の病理検査結果を聞いてまいりました。
化学療法を受けることになりました。
来週の乳腺内科の外来で今後のスケジュールが決定いたします。
抗がん剤治療、meguさんのブログを参考にさせて戴きますね。
なななつさん、お久しぶりです!
なななつさんは手術が先だということで、気になっていました。無事手術が終わったのですね。
ほんとうにお疲れさまでした。
昨日、病理結果を聞かれたとのこと。気持ちがとても揺れ動き、疲れたことでしょう。
化学治療に不安もあると思います。同じ状況じゃないかもしれないけど、何か経験者に聞いておきたいことがあったら
いつでもコメントくださいね!
meguさんこんばんは!
いよいよ決断の時が近づいて来たのですね
私がなかなかコメント出来ずにいた時伝えたかったことの一つがこの手術の事でした。
私は時間が無くてあまり調べることが出来ずに手術を迎えてしまいましたが、たとえ温存を選んでいたとしても手術当日まで(いや、結果が出るまでか)どうなるか分からないのが乳がんの手術で す。もしリンパ節に転移があった場合どのようにするかの希望を先生にも夫にも伝えないままで不安を残す手術となりました。なのでmeguさんには色々調べて納得した上で決断して欲しいなと思っていました。形成の先生ともお話されるなら安心ですね。
私の病院には当初私が希望した手術方式をやっていない事がわかり落胆しましたがそんな事を確認しておくのもより納得できると思います(東京の大学病院だから何でもOKかな)
いつも長くなってしまってゴメンなさい
プチトマトさん、おはようございます!
今日は新しい抗がん剤(ドセタキセル)の開始日かな?どうか副作用が軽く済みますように。
丁寧にコメントありがとうございます^^プチトマトさんが手術の前の時点で相当自分で決断、判断を強いられていたことが
伝わって胸が苦しくなりました。その経験を伝えてくれてありがとうございます!
ほんとうに自分に合った治療ができるといいな。
返信ありがとうございます
私の決断は子供がもう大きいこともあり、どちらかといえば自分の晩年の為に温存を選びました(私の部位と大きさは変形が少ないと聞いたため。友人は下部で背中の肉を移植して形を整えてもらってます)
全摘の当時の知識は再建するには手術1回では終わらないというのがネックになっていました
後になって乳頭を残す全摘もあると知り知識不足を悔やみました
自分の決断に今は満足していますが、放射線をあてたら再建は出来ないとか後から知る事がどんどん出て来て悩みます。meguさんも色々知識を集めて悔いのない決断をして下さいね
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