乳がんになってよかったこと:~乳がん手術後、ホルモン治療中の話

~乳がんをした経験について~

こんにちは!今日は乳がんになってこと。その経験を振り返ってみたいと思います。

目次

100円ショップで結婚式参列用のアクセを作りました

今日は仕事前の最後の自由な1日です。

しかし、東京は雨が強く降っていますし、どこに行く用事があるでも無し、どう過ごそうかな~と考えていました。

今週末コロナで2回延期になっていた、従姉妹の結婚式に参加することになったのですが、(親族のみの小さな宴)親族として参加するので、地味な黒のワンピースでいいかな。

と思っていたのですが、やっぱりせっかく数年ぶりの結婚式に行くのだから、少しでも華やかにできたらなぁ。

考えてみたら、癌になってから、自分の親にも結婚式に来る親族にも始めて会うのです。

やっぱりちょっと元気に見せたい。

ウィッグなので、なかなか髪のセットで華やかにするのも難しいなぁ。。ヘアアクセサリーは今から買うのはもう間に合わないし。

ということで、作ってみることにしました。

予算は私の分と娘の分で500円以内くらいで作りたいので、近所の100円ショップダイソーさんに雨の中行ってきました。

購入したのは、シンプルなバレッタと、ピンと、造花の花束3個(バラシて使う予定)です。

家にかすみそうのプリザーブドフラワーが残っていたので、それも使って、切って貼って・・・できました!

自分でも結構上手くできた。という気持ちになり、嬉しくなりました!

お花のカラーの力を借りて、少し華やかになれそうです。

100均のバレッタ+造花の花束で作った自分用のへアアクセ
100均のピン+造花の花束で作った娘用のヘアアクセ
かすみ草+パールで作ったイヤリング

作る時のコツは「グルーガン」で何でも思い切ってくっつける!だけです(笑)

とても簡単で楽しいので、今度は娘と作りたいな。と思いました。

この時期に結婚式は賛否両論あるかと思います。

従姉妹はコロナが出たばかりの3月に結婚式をする予定で、その後、2回延期になり、今回対策をしながらの開催となります。親族・兄妹の中でも高齢者の方や職業によって参加NGがあるので、規模をかなり縮小しての式のようです。

気をつけながら、無理をせずにお祝いしてきます。

乳がんになってよかったこと

乳がんが今完治して、自分にとってこの経験ってどういうものだったのかな~と振り返ってみたくなりました。

完治したから言えることですが、乳がんになって、そして治療をしていくことで、良かったな。と思うこともたくさんありました。

治療を通して、「今気づいてよかったこと」と言えるかもしれないです。

・自分の身体が更年期と言われる年齢に差し掛かっているということ

→癌という病気が私に「これからはこれ以上長く生きたかったら、今までの不摂生や無理は辞めて、上手に自分の身体や体調と付き合っていくんだよ!」と教えてくれた気がします。

癌になるまで、「私は農家の娘だから、身体が丈夫なだけが取り柄だよ!」とよく言っていたのです。

更年期。誰もが通る道ですもんね。自分で身体をより大切に整えて行かないとですね。

・自分がこれからどう生きたいか、どういう働き方をしたいか考えたこと

後、何年働いて、〇歳の頃はここで生活して~。と夫と一緒に将来のことをたくさん話しました。仕事に対する姿勢も「こうしていきたいな」というのがはっきりしてきました。

自分の好きなことをすることができたこと

家での時間に、絵を描いてみたり、動画の編集をしたり、興味の赴くままに使える時間がたくさんありました。これからこの興味が何かに活かせるかも?

・病気の人の気持ちが分かること

経験していると「想像力」だけで超えられない部分で分かり合えることがあると思います。

私は治療中何度も、経験者さんの言葉に励まされていました。

お互の経験から共鳴する部分が多いのかもしれません。

・前より人と比べなくなったこと

病気の前は「他の人はみんなすごい・できる。それと比べると自分は・・・」と思いがちでした。

今もその傾向は無くなりはしないんですが、乳がんになって、同じ乳がんでも人の数だけ、治療も違うし、苦しみも違う。ということに気づいて、

そしてその皆さんが、それぞれにとても素晴らしく見えたことで、「誰も違っていいんだ」とほんとに心から思えました。

だから、これからはもっと「出来なくてもこれでいいんだ。」という気持ちを増やして、自分を褒めてあげるようにしたいです。

・家族と長い時間一緒にいれたこと

治療中はほぼ家で過ごして、家族と長く過ごせたことがとても良かったです。

コロナもあったせいかもしれないですが、人に会えなくても、出かけられなくても、治療で孤独を感じることは全くありませんでした。

・周りの人が優しいこと

親族や家族、友達がいつも思いやってくれ、祈ってくれ、たくさん贈りものを頂いて、嬉しかったですが、

近所に住む人や会社の人、関係がそこまで濃くない、日頃挨拶をする程度だった方々の思いにも何度も助けられました。

近所の方が「体調どう?」と声をかけてくれたり

娘の習い事の先生が応援のお手紙をくれたり

保護者説明会のプリントを届けてくれたり

交通安全の旗持ちを変わってくれたり

習い事の保護者当番を免除してくれたり

などなど・・・本当に数え上げたらきりがないくらい。

今まで気づかなかった日々の「誰かのちょっとした親切」が集まって、人を救ってくれるんだな。と分かりました。

自分もこれからちょっとした親切ができるといいな。と思います。

・自分の体調や状況を周りの人に伝えること

これは私の場合のことですが、今回治療のためにいろいろな制度も使わせてもらって、またこれからも会社の制度を使って働く中で、周りの方も配慮に困ることがないよう、自分の体調や状況をなるべく周りの人に伝えていきたい。と思っています。

制度を円滑に利用するためにも、周りの人に良く自分を理解してもらえることが大事かな。と考えています。

・助けてもらいたい時は頼る!

自分でなんとかしないと・・・という考えばかりじゃなく、助けて欲しい人には「助けてください」「頼りにしているね」と言えるようになりました。

助けを心で求めていても、助けを求めていることが相手に伝わらないので、「こういう状態だから、〇〇のことでは助けてもらいたいと思っているんだ。」と伝えるようにしました。

・・・・などなど、もっといろいろ考える時間があっただけ、気づいたことも多いと思うのですが、今日はこれぐらい!

東京は雨が続きますね。でも、涼しくて過ごしやすい。

雨の日家にいる時間、好きなんですよね。

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この記事を書いた人

昭和50年産まれ、うさぎ年の45歳、2人の子持ちママメグです。
血液型0型。
2020年9月に乳がんと診断が出ました。
がん患者になって、分かったこと。家族との日々の生活。がんと仕事。がんと美容。など日々の記録を綴っていきたいと思っています。

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