こんにちは!昨日初回の抗がん剤(EC治療)を受けるため、1泊2日の入院をしてきました。たった1日だったので結構忙しく慌ただしい感じでした。当日のスケジュールと、私が最も気にしていた直後の「副作用」について記していきたいと思います。
初めての抗癌剤治療
11:00 入院手続き
まずは入院のための様々な資料の説明と署名を行いました。その後身長と体重を測ります。これは身長と体重に合わせた抗がん剤を調合するためだそうです。
11:30 病室へ
今回は大部屋だったのですが、広いスペースの四隅にカーテンが仕切りとなって、「個室然」として作りになっていました。とても清潔で過ごしやすそうです!看護師さんが、今後の治療計画を丁寧に説明してくれました。そして抗がん剤用の針を事前に指してもらいます。いよいよです。だんだん緊張してきました。

12:30 お昼ご飯です!
食べれるかな~と思ったら、おいしくて完食。その後、お薬の説明をしてくれる薬剤師さんや、看護師さんが抗がん剤後の検査を入れてくれたり、入れ替わり立ち代わり説明がありました。
13:30 いよいよ抗癌剤!
まずは、吐き気止めの透明な液体の点滴です。15分ほどで終わります。

おおっ~。吐き気止めよ!今は性能が良いと聞いたぞ。効いてくれよ~
下準備ができたら、抗がん剤の登場です。なんと、こんな色をしているんですーー。

ちょっとインパクトがある赤色をしています。なんだかとても効きが強そうに見えます。こちらのエピルビシンは副作用として吐き気が強く出る薬剤だそうです。あと3日くらいはトイレが赤く染まるとのこと。。。

とうとう来たか~。持ってくれよ私のからだ~
とすごい気合が入ってしまいましたが、こちらも15分間の点滴中、なんら体調に変化はありませんでした。
最後に透明なエンドキサンを15分で完了です。
治療直後の副作用
全て終わってから、私の体調に何も変化はありませんでした。薬を流すため、とにかく水をたくさん(1.5L)飲みました。
16:00 超音波と心電図。
抗がん剤はまれに心臓に影響が出る場合があるとのことで、検査をしました。この時、おやつにパンとブラックコーヒーを頂きました。食欲十分にあります。

18:00 夕食の時間です。
献立は好きなメニューなのですが、見つめていると胃がムカムカしてきて「食べれないかもしれない・・・」という気持ちが沸いてきました。なんとか半分完食。トイレに立つと身体が少しフラフラし始めました。そろそろきそう・・・。
19:00 急におなかに激痛が走ります。
急に下痢になった感覚で、何度もトイレに行きますが、腹痛は収まりません。そして吐き気が強く出てきました。身体をくの字にして、かけ布団を抱き枕状態にしてしばらく苦痛に耐えます。何も出来なくて、スマホに触ることもできず、何かに集中することができません。
しばらく耐えていましたが、昨日の夜実家の母が言ってくれたことを思い出しました。「先生や看護師さんに痛い時は何でも直ぐに言うんだよ。」はっ。としてナースコールをしました。その時、吐き気止めと痛み止めで症状はジョジョに和らぎ、休めることができました。夜中もう一度追加で吐き気止めと眠剤を頂き、おかげで朝までぐっすり寝ることができました。
そして、次の日
6:00 叩き起こされます。
(眠剤飲んでるから、寝起きが悪い私が悪い(‘◇’)ゞ)昨日予約していたお風呂に入ることも、顔を洗うことも、なんとパジャマに着替えることもできなかったのです。重い身体を起こして顔を洗いました。
7:30 朝食です。
思ったより食べれました。半分くらい食べれましたが、咀嚼しては、休憩。の繰り返しでいつもより時間がかかります。昨日おやつの時に買ったブラックコーヒーがもう受け付けられませんでした。昨日の夜から水分を受けつけなくなったので、喉が渇いています。用意していたマウススプレーが大活躍しました。
10:00 退院です。
早い。。もってきた荷物もほとんど開封することなく、終わりました。
家に帰って、ゆっくりブログを書いているところです。
お昼はお腹が減り、たこ焼きも食べました。今のところ強い副作用は感じていません。
まとめ
抗がん剤は怖いイメージでしたが、相談すると、看護師さんや薬剤師さん先生、すべての人が優しく対処法を提案してくれました。今回は吐き止めや痛み止めで、回避できたので、2回目以降の抗がん剤は今回の経験を生かして早めに対処していきたいなと思います。看護師さんに聞いたら、副作用はほんとに人それぞれだそうで、中には、点滴の袋を見ただけで吐き気が出る人もいたり、全然平気に見える人もいるとのこと。自分のタイプを知ることが大事かもしれません。
今回は私の癌への第1回攻撃のターンです。初回の強烈な一撃を喰らわしてやりましたが、攻撃側の私もダメージを喰らいました・・・。これから6回この攻防は続きます。
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